結婚式二次会の幹事は誰に頼むべき?気をつけたいポイントや依頼の仕方をご紹介

結婚式二次会では幹事を立てますが、誰に頼めばいいか悩みますよね。

どこからどこまで頼むのか、どうやってお願いしたらいいのかなど、いろいろ気になるのではないでしょうか。

本記事では、結婚式二次会の幹事がスムーズに決まるよう、以下の内容で解説します。

●結婚式二次会の幹事にふさわしい人、ふさわしくない人
●結婚式二次会の幹事を頼みたい相手
●結婚式二次会の幹事をお願いするときのポイント
●結婚式二次会の幹事をお願いするときの頼み方

初めての二次会でも上手くいくよう、本記事を活用して準備に役立ててくださいね!

結婚式二次会の幹事にふさわしい人は?

誰かに幹事をお願いする前に、幹事にふさわしい人を確認しておきましょう。

●幹事経験者や仕切り上手な人
●お世話好きで信頼できる人
●デジタル機器を使いこなせる人

それぞれ具体的に紹介します。

幹事経験者や仕切り上手な人

幹事経験者は二次会の準備や当日の進行を心得ていますから適任です。経験がなくても、仕切り上手な人なら二次会が盛り上がるアイデアを出してくれたり、こまかなサポートもしてくれるでしょう。

お世話好きで信頼できる人

ふたりが信頼できる人の中で、お世話好きな人はいませんか? お世話好きな人は気が利きますし、先回りして準備をすすめてくれたり、なにか問題が起きても上手く対処してくれます。

デジタル機器を使いこなせる人

二次会ではBGMやムービーを使った演出をするため、プレイリストや動画の作成ができる人は逸材です。パソコンでなくてもスマホがあれば本格的な作業ができますから、得意な人がいないか探してみましょう。

結婚式二次会の幹事にふさわしくないのは?

どうしても幹事を頼みたい相手でも、幹事にふさわしくない人もいます。

●目上の人や遠方の人
●仕事やプライベートで忙しい人
●妊婦さんや子育てママさん

それぞれ詳しく見ていきましょう。

目上の人や遠方の人

先輩や上司など目上の人は幹事に向かないというよりも遠慮してしまって仕事が頼みにくいので対象外です。

もし、先輩や上司が「幹事してあげるよ」といってくれたら、「○○さんにはゲストとして楽しんでもらいたいので!」と丁寧にお断りし、乾杯の挨拶や代表スピーチをお願いするとよいでしょう。

遠方の人は単純に打ち合わせが困難なため幹事としては不向きです。

仕事やプライベートで忙しい人

たとえば、仕事なら「出張することが多い」「プロジェクトを立ち上げたところ」「入社や転勤したてで職場に慣れていない」など。

プライベートなら「就職や転職のため就活している」「家族の看病や介護をしている」など、特別な事情を抱える人への声がけは控えましょう。

妊婦さんや子育てママさん

妊婦さんは体調が不安定になりやすいのでプレッシャーを与えるのは避けたいですし、子育てママさんは「赤ちゃんが生まれたばかり」「小さな子どもに手がかかる」などで忙しいなら頼みにくいですね。

もし、ご本人がOKなら自宅で簡単にできるDIYをお願いするのは「あり」かもしれません。

ずばり結婚式二次会の幹事は誰に頼むの?

結婚式二次会の幹事は誰が適任なのでしょうか?

一般的には新郎側から2名、新婦側から2名の計4名かそれ以上を選出します。

●新郎の友人
●新婦の友人
●共通の友人
●会社の同僚
●代行もあり

それぞれのポイントを見ていきましょう。

新郎の友人

新郎の友人には「声が大きくて聞き取りやすい」「ノリがよくて場が盛り上がる」などの特徴があり、司会にも余興の進行役にも向きます。普段の会話でもユーモアのセンスがあるなら、なおのこと適任です。

新婦の友人

新婦の友人には「華やかさがある」「きめ細かな気配りができる」などの特徴があり、司会や受付、二次会アイテムの準備などが任せやすいでしょう。人前に出るのが得意か苦手かで役割を変えるのもポイントです。

共通の友人

共通の友人には「気兼ねなくリクエストできる」「ふたりのニーズをくんでくれる」「幹事同士も友人ならコミュニケーションがはかりやすい」などのメリットがあります。

ふたりを知る相手だけに、新郎新婦のイメージ以上の二次会をプロデュースしてくれる可能性も!?

会社の同僚

ふたりが職場結婚なら、同期や後輩など会社の同僚にお願いするケースはめずらしくありません。

よく顔を合わせる相手ですし、休憩時間や休日を一緒に取れる相手なら打ち合わせの予定も合わせやすいです。

代行もあり

もし、幹事を頼めそうな人がいなければ代行業者に依頼するの「あり」です。

たとえば「友人や同僚に頼むのは気を遣う」「すべてのゲストに二次会を楽しんでほしい」「幹事の仕事を管理するのも自分たちで準備するのも自信ない」ということなら、選択肢のひとつになります。

結婚式の二次会代行|2次会くん

結婚式二次会の幹事をお願いするときのポイント

結婚式二次会の幹事をお願いするときは、気持ちよく幹事を務めてもらうため、幹事とのトラブルを避けるため、気遣いや注意が必要です。

ここでは、幹事をお願いするときの大切なポイントを解説しますので、幹事さんとの連携に活用してください。

●幹事との役割分担を明確にする
●幹事と十分に打ち合わせする
●打ち合わせにかかる費用に配慮する
●お金の管理は厳しく丁寧にする
●幹事へのお礼を絶対に忘れない

それぞれ詳しく見ていきましょう。

幹事との役割分担を明確にする

二次会の準備や作業を幹事だけに任せるわけでなないので、「これは自分たちで」「ここは幹事さんに」と役割分担を明確にしましょう。

◆幹事さんにお願いしたいこと一例
・会場とのやり取り
・余興やゲームの企画
・演出の準備、作成
・会場の準備、受付
・当日の運営、進行
・会計、会場への支払い

◆新郎新婦がやること一例
・ゲストのリストアップ
・出欠管理、名簿の作成
・招待状の作成、送付
・備品や景品の手配
・プチギフトの用意
・会場装飾品の作成
・ウェルカムボードの作成

できれば幹事の仕事も適正を考え、それぞれ個別に「これをお願い」と依頼するのがベターです。

幹事と十分に打ち合わせする

幹事との打ち合わせは、最初に新郎新婦と幹事チームでの顔合わせやスケジュール確認などします。

途中の打ち合わせに毎回参加する必要はありませんが、グループLINEやプロジェクト管理ツールで進捗を確認したり情報を共有したりして幹事との連携をはかりましょう。

二次会の直前は必ず打ち合わせに参加し、最終確認や解決課題への対策など話し合います。

打ち合わせにかかる費用に配慮する

打ち合わせには、カフェや居酒屋など利用する場合は飲食代がかかりますし、打ち合わせ場所まで幹事がバスや電車で来るなら交通費もかかります。

すべて新郎新婦が負担する必要はありませんが、「ここは出させてもらうね」とお茶や食事だけごちそうしたり、「これ交通費の足しにして」とお金を少し包んだり、臨機応変に対応するよう配慮しましょう。

お金の管理は厳しく丁寧にする

二次会には、ゲストから参加費を受け取って会場に請求された分を支払うというお金の流れがあります。

もし、当日キャンセルが出た場合はゲストから受け取る金額が減るため、幹事に清算を任せる場合は幹事が差額を立て替えないといけません。

なるべく幹事に立て替えさせないですむよう、当日キャンセルに備えて多めにお金を預けておくようにしましょう。

また、備品や景品などの手配を幹事に依頼する場合も、先にお金を渡しておくか、領収書をもらって早めに支払うのがマナーです。

幹事へのお礼を絶対に忘れない

幹事を引き受けてくれた人へは、お礼の挨拶とともに5、000円~10、000円程度の現金や品物を贈りましょう。

金額に幅があるのは幹事の仕事の内容によって差があるためですので、ケースバイケースでかまいません。

場合によっては二次会での幹事の飲食代を新郎新婦が負担するか、後日お礼の食事会に招待するかなどして幹事へのねぎらいを忘れず行いましょう。

結婚式二次会の幹事をお願いするときの頼み方

幹事のお願いは、快く引き受けてもらえるような頼み方を心がけましょう。

また、お願いすることで関係を悪くしないのも大切なポイントです。

●なるべく早めにお願いする
●直接会ってお願いする
●具体的な内容を説明する
●断られても無理強いしない
●すべてを幹事に丸投げしない

それぞれ詳しく解説します。

なるべく早めにお願いする

幹事へのお願いは二次会の4~5か月前に、遅くても会場決めのタイミングとなる3か月前には済ませたいところ。

幹事も仕事や家事の合間に準備をすすめなくてはなりませんし、新郎新婦の準備と並行させたい課題もあるため早めにお願いするようにしましょう。

直接会ってお願いする

幹事になってほしい人へは、直接会ってお願いしましょう。

メールやLINEでお願いするより誠意が伝わりますし、なにか質問されてもスピーディーに答えられますから相手に安心感を与えます。

どうしても会えない場合は、電話でお願いしても問題ありません。

具体的な内容を説明する

幹事の仕事にもいろいろありますから、具体的に「なに」を頼みたいのか説明した上でお願いしましょう。

ざっくりと「幹事になってくれない?」と頼むと相手が「できるかな?」と不安になりますから、「それならできそう」と引き受けてもらえるようお願いするためです。

できるだけ相手の適正や得意分野を生かした役割を依頼するのもポイント。

断られても無理強いしない

もし、幹事をお願いして断られても「そこをなんとか」「ほかに頼める人がいない」などと無理強いするのはやめましょう。

理由はどうあれ本人が「できない」と断っているのに引き留めると相手との関係が悪くなるかもしれませんし、あくまでも「力になりたい!」と快く引き受けてもらうことに意味があるからです。

すべてを幹事に丸投げしない

幹事を引き受けてくれたからといって、「あとよろしく!」と丸投げするのはNGです。

相手は幹事である前に大切な友人や同僚であり、二次会に参加してくれる大事なゲストなのですから。

お願いするとしても新郎新婦が主体となって具体的に仕事を依頼し、こまめなフォローも忘れず、自分たちをサポートしてくれていることへの感謝をもちましょう。

結婚式二次会の幹事はふさわしい人にお願いしよう

結婚式二次会を成功させるため、幹事は「ふさわしい人」にお願いしましょう。

どんな人がふさわしいかは相手の性格や得意分野、新郎新婦との関係性がカギとなりますが、対象者がいない場合や親しい人に頼むと気を遣うなら代行を利用するのも選択肢のひとつです。

もし、友人や会社の同僚にお願いするなら、お願いするときのポイントを踏まえて相手の立場に立った頼み方を心がけましょう。

ぜひ、本記事を活用して幹事さんともども素敵な二次会をプロデュースしてくださいね!