最近の新郎新婦さんの中で、人気急上昇の「1.5次会」。披露宴ほど堅苦しくなく、二次会ほどカジュアル過ぎないパーティースタイルが人気の理由です。
でも新しいパーティーだからこそ、周りに事例がなく、「会費の相場はどのくらい?」と悩みを抱えるカップルさんも多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、悩める新郎新婦さんのために、以下の4つのポイントに沿って1.5次会の費用について解説します。
年間1万件以上の宴会をサポートする宴会のプロ「会場ベストサーチ」が、その経験を元に、1.5次会の会費のしくみについて分かりやすく説明していきます。
これさえ読んでおけば、1.5次会の会費に関しては心配無用!ぜひ、最後までチェックしていただき、ゲストにも満足してもらえる素敵な1.5次会を開催しましょう!
そもそもやるべき?1.5次会のメリット・デメリット
1.5次会には、二次会や披露宴と違う魅力があります。1.5次会を開催しようか迷っている場合は、メリット・デメリットを確認してよく考えてみて下さい!
<1.5次会のメリット>
●披露宴よりもドレスコードを下げられる
●親しい友人や知人だけをより多く招待できる
●披露宴レベルの演出でゲストをもてなせる
●会費制なのでゲストの費用負担を少なくできる
●披露宴よりもゲストに求められる厳格なマナーが少ない
<1.5次会のデメリット>
●親族や上司、年配の方を招待しづらい
●二次会よりも高い会費になるが差をつけづらい
●料理の費用を抑えすぎるとゲストを満足させられない
●コンセプトがないと一般的な飲み会のようになりがち
●クオリティーにこだわりすぎると披露宴並みの費用がかかる
1.5次会がおすすめなカップルは?
以下のような想いがあるカップルさんには、1.5次会は最適!ぜひ検討してみましょう。
●披露宴に招待できない友人や知人を招きたい
●海外挙式後に親しい人だけを招いてお披露目したい
●ご祝儀の気を遣わせず会費制で気軽に参加してもらたい
●自分たちのイメージを形にしたパーティーを催したい
●披露宴のような特別感を残してゲストをもてなしたい
1.5次会の会費相場はズバリいくら?
お待ちかね、「ズバリいくらなの?」。その問いにお答えします! 1.5次会は披露宴よりカジュアルで二次会よりフォーマルという位置づけなため、内容に見合った会費設定が大切になります。
ここでは、実際に1.5次会を催した新郎新婦の体験談をもとに、会費相場をお示しします。
1.5次会の平均的な会費相場
多くの新郎新婦が下記の会費で1.5次会を開催しています。
●平均的な会費相場・・・10,000円~15,000円
会費の内訳で多いのが「飲食代+ギフト代(+招待状代)」です。つまり、会場費や演出費用、新郎新婦のドレスアップ代などは新郎新婦が自己負担することとなります。
また、会費相場に幅があるのは「食事スタイルの違い」です。たとえば立食ビュッフェですと10,000円程度と予算が押さるかつカジュアルに楽しんでもらえます。
着席ビュッフェですと13,000円~15,000円の幅で可能ですし、15,000円ですと着席フルコースにできます。飲食代は会場によって差がつくため、クオリティーと会費のバランスを、どこで折り合いをつけるかを考えて決定することが大切です。
ゲストごとに会費差をつける場合の相場
1.5次会では、ゲストによって会費に金額差をつけるケースがあります。
●女性と男性の金額差……2,000円~3,000円程度
女性と男性では飲食する量が違うため、多少の金額差をつけるためです。ただし、1.5次会は一般的な飲み会ではなくお祝いの席ですので、必ずしも金額差をつける必要はありません。
ゲストの男女比や年齢層、パーティーの規模などを総合的に考えて適切な会費を設定しましょう。
●披露宴からの参加者との金額差……1,000円~2,000円程度
すでにご祝儀を頂いている披露宴からの参加者へは、すでに食事をしていることもあり少し会費を低く設定するケースもあります。披露宴と1.5次会のゲストバランスを考慮し、必要であれば金額差をつけましょう。
●受付係と参加者との金額差……半額、全額、同額などさまざま
受付係のゲストには、お礼の意味も含めて一般の参加者と金額差をつけるケースがあります。もしくは、会費に差をつけず現金でお礼を渡したり、後日お礼の食事会に招いたりなどするのも一般的です。
1.5次会に必要な費用の内訳
1.5次会の会費を設定するには、まず必要な費用をピックアップしましょう。一般的な内訳で見ていくとわかりやすくなります。
費用の一例を下記に挙げましたので、ぜひ参考にしてみてください。
①飲食代・・・6,000円~20,000円/人
②会場費・・・10万円~20万円(無料の場合もあり)
③演出の費用・・・50,000円~10万円(ウェディングケーキ・承認演出など)
④演出の景品代・・・数千円~数万円
⑤ギフト代・・・1,000~1,500円/人(引き菓子やプチギフト)
⑥新郎新婦のドレスアップ代
披露宴で利用した衣装を着用する場合……50,000円~60,000円
ヘアメイク代……5,000円~15,000円
⑦その他の諸費用・・・数千円~数万円
詳しくは、以下で解説していきます。
①飲食代
飲食代は食事スタイルや料理のボリュームによって幅があります。一般的な飲食代の目安は下記の通りです。
●立食ビュッフェ・・・5,000円~7,000円/人
●着席ビュッフェ・・・6,000円~10,000円/人
●着席フルコース・・・8,000円~15,000円/人
●フリードリンク・・・1,500円~3,000円/人
●乾杯用のシャンパン・・・500円/人
●コーヒー&紅茶・・・500円/人
披露宴などには参加せず、1.5次会からの参加するゲストのためにも、しっかり喜んでもらえる料理クオリティーのものを選びましょう。予算を下げすぎて二次会との差が出せず、ゲストをがっかりさせないためにも、他の費用とのバランスを考えるのがポイントです。
②会場費
一般的に会場費としてかかるのは、下記のような料金です。
●会場使用料
・・・飲食代に含まれることが多いが会場によっては別途10万円~20万円ほど
●プロデュース料
・・・結婚式場やゲストハウスなどなら10万円~20万円ほど
●音響などの使用料
・・・30,000円~50,000円(プロジェクタースクリーン・DJ機材など)
●備品使用料
・・・無料~数万円(CD・マイク・楽器など)
会場によって幅が出ますので、いくつか候補をしぼって見積りを取るのをおすすめします。参加人数やシーズンによっては低予算で抑えられることもありますので、会場スタッフに相談するとよいでしょう。
③演出の費用
二次会よりフォーマルなのが1.5次会。ゲストをもてなすため、演出には食事の次にこだわりが求められます。
●ウェディングケーキ・・・30、000円前後
●承認演出・・・30,000円前後
●余興・・・数万円(生演奏・マジックなど)
●司会者・・・プロの場合は数万円~
●装飾・・・数万円(装花・ウエルカムボードなど)
上記の演出をすべて取り入れると予算オーバーする可能性があります。1.5次会らしいクオリティーを守るために予算のかけどころを考えたり、ホスト側で対応したりなどして費用を抑え、ゲストへの会費負担に配慮しましょう。
④余興の景品代
1.5次会でビンゴゲームなどの余興をするなら、参加者の3~5割の数を目安に景品を用意。景品数の2~3割を豪華なアイテムにするとパーティーも盛り上がります。
●景品代の総額・・・500~1,000円/人
上記の金額を参考に景品を用意しましょう。景品はグレードに幅を持たせるのもポイントです。
景品に関してはコチラの記事でより詳しく解説しています。「景品を一人で選ぶのが不安」という方はぜひご覧ください!
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⑤ギフト代
1.5次会では参加者に引き出物を渡さず、ちょとしたギフトを贈るのが一般的です。
●引き菓子&プチギフト・・・1,000~1,500円/人
たとえば手作りクッキーなどを用意して、ギフト代を抑えるケースもあります。新郎新婦からゲストに感謝を伝えるためのものなので、心のこもったギフトであれば、きっと喜ばれるでしょう!
⑥新郎新婦のドレスアップ代
披露宴のドレスを1.5次会でも着るのであれば、延長料金がかかりますし、パーティードレスに着替えるのであれば別途レンタル代などが必要です。ヘアメイクについても、イメージチェンジするならヘアメイク代が、普段の状態にするならお引上げ代がかかります。
●ドレスレンタル・・・30,000円~
●ヘアメイク・・・5,000円~
パーティーのテーマやゲスト層に合わせ、費用を抑えたドレスアップで会費を調整しましょう。
1.5次会の衣装についてはこちらの記事で詳しく解説しています。どの程度のフォーマル度の服装をすればいいか掴めていない方は必見です。
一般的に1.5次会は「披露宴よりカジュアル」で「二次会よりフォーマル」。定義が曖昧な1.5次会の服装は、ルールを押さえていないと適したコーデを見極めるのが難しいです。会場に着いてから、「俺・私の服装って場違いかも?!」なんてことにならないよ[…]
⑦その他の諸費用
1.5次会の費用には、思いがけない出費が発生するケースもあります。事前に諸費用を確認し、予算から漏れないようにしておきましょう。
●招待状の費用……カード・シール・切手・送料など
●受付係との打ち合わせに掛かる費用……お茶代・交通費など
●会場への予約金……新郎新婦が立て替える現金
●参加人数が増えた場合の追加料金……飲食代、ギフト代など
●キャンセル費用……当日キャンセルにより徴収できない会費分
●受付係への交通費……当日の交通費として受付係に支払われる費用
上記のような会費に含めにくい費用については、新郎新婦が自己負担するのが一般的です。会費の算出と合わせ、大まかな自己負担総額も計算しておくとよいでしょう。
1.5次会の費用はこうやって抑える!
削れるところは削って、必要な部分にしっかりお金をかけることで、ゲストに会費以上の満足感を感じてもらいましょう。実例にもとづき、よくある方法を3つ紹介します。
①披露宴で使った装花を利用する
会場のテーブルを飾る装花を、披露宴と1.5次会で併用すれば、予算を下げられる場合があります。2つの会場で同じ装花を利用するには、買取かレンタルになりますので、前もって見積りを出してもらうとよいでしょう。
②友人や知人などに演出をお願いする
プロに司会や演奏などを依頼すると、数万円の費用がかかります。そこで友人や知人に演出をお願いするのもおすすめです。
ただし、二次会との差をつけるためにはクオリティーも求められます。司会なら声が美しく滑舌のいい人だとゲストに好印象ですし、歌や演奏なら精通していて技術も確かな人が望ましいです。
③手作りや外注で対応できるものを分ける
たとえば「席札」や「招待状」「ウェルカムボード」などを手作りにすると、業者に発注するよりも数万円コストカットできます。1.5次会らしいアットホームな雰囲気も出せるため、手作り可能なものを洗い出してみましょう。
さらにウェディングケーキやプチギフト、景品など会場以外の業者に依頼できるのであれば、費用が下げられることもあります。ただし、持ち込み料が追加されて結果的に高くつくこともありますので、会場スタッフによく確認しておきましょう。
会費制1.5次会は代行に任せるのが安心
1.5次会を開くと決めたら1.5次会の企画を代行してくれるサービスに任せることをおすすめします。代行といっても完全にサービスのプランナーに任せるのではなく、もちろん相談しながら計画を進めてくれます。
最近生まれた新形態の1.5次会、周りに頼れる経験者も少なく不安な方もいると思います。一生に一度かもしれない記念すべき日だからこそ、1.5次会代行サービスと一緒に会を作り上げることが後悔のない選択になるはずです。
ここではオススメの1.5次会代行サービスを紹介します。
会費制結婚式を専門で扱う「会費婚」
会費婚は読んで字のごとく会費婚を専門としたブライダルサービスです。1.5次会以外にも披露宴を会費制にしたり、海外で挙式した方の帰国後パーティーなどをも扱っています。
サービス最大の特徴は新郎新婦が自己負担する金額が5万円で済む点です。他の会にかかる費用はすべて会費で賄うので、結婚式にかけられる予算がなくて式をなるべき小さくやりたいという方にはぴったりです。
「会費婚」が気になる方がいましたら、下の画像からサービスページをご覧ください。
5万円から結婚式が叶う!
【会費制結婚式専門のブライダルサービス】
予算が厳しくて盛大な結婚式を開けない方は1.5次会開催を検討しよう!
☑一次会のフォーマルと二次会のワイワイ感を両立!
☑新郎新婦の実質負担額は5万円で式開催可能!
全国をカバーする1.5次会ドットコム
1.5次会ドットコムの魅力は全国の会場で1.5次会を開ける点です。全国の式場やイベントスペースを1.5次会の会場として使えるので、地方に住んでいる方でも安心して会を開けます。
また会場の選定サービスではあるものの、1.5次会の企画のサポートや運営の補助もしてくれます。例えば今回の記事で紹介したような会費の決めた方といったところも担当者の方と相談しながら出来る点は安心ですよね。
1.5次会ドットコムではどんな相談でも無料でメール対応してくれます。そのため1.5次会を開くか迷っているかたもまずはこちらから相談してみてはいかがでしょうか?
1.5次会と「二次会」「披露宴」に差をつけるには?
二次会や披露宴と別に1.5次会を開くからには、それぞれ違いを出したいですよね。「二次会」「披露宴」それぞれの会費相場やパーティー感の違いを把握して、差のつく1.5次会を開催しましょう。
「二次会」よりもフォーマルに
1.5次会は二次会よりもフォーマルで、ご祝儀制の披露宴よりもゲストの費用負担が低いのが特徴です。近頃は、二次会でも8,000円前後の会費設定になっているため、会費相場の10,000円~15,000円でハイクォリティーなパーティーにして差を出しましょう。
<二次会と差をつけるポイント>
●会場のランクにこだわる・・・カフェやレストランよりゲストハウスやパーティー会場が◎
●料理の内容を重視する・・・味の定評はもちろん、見た目の美しさも要チェック
●外せない演出でもてなす・・・ケーキカットやケーキサーブなどでウェディング感を出す
「披露宴」よりもカジュアルに
ご祝儀制の披露宴では、ゲストは一般的に30、000円を出費します。1.5次会は会費制でゲストの費用負担を抑え、カジュアルな雰囲気で催されるのが特徴です。
ゲストが披露宴よりリラックスし、二次会よりも高いクオリティーを感じられるようなパーティーにしましょう。
<披露宴と差をつけるポイント>
●会場の雰囲気にこだわる・・・ゲストと濃密な時間が過ごせるようゲストハウスなどが◎
●ゲスト層に合う食事スタイルにする・・・年齢層や男女比に合わせ形式やジャンルを決める
●コンセプトを大事にする・・・おもてなしのテーマに沿った会場選びや演出構成をする
ちなみに:1.5次会の会費が決まったら服装も要チェック!
新郎新婦さんにとって、招待状を作成する際のドレスコードもチェックすべき項目です。パーティーの趣旨や会場にふさわしい服装で参加してもらえるよう、1.5次会の服装について詳しい下記記事も、ぜひチェックしてください!
一般的に1.5次会は「披露宴よりカジュアル」で「二次会よりフォーマル」。定義が曖昧な1.5次会の服装は、ルールを押さえていないと適したコーデを見極めるのが難しいです。会場に着いてから、「俺・私の服装って場違いかも?!」なんてことにならないよ[…]
まとめ:1.5次会の会費相場をもう一度確認しよう!
いかがでしたでしょうか。今回は、1.5次会の会費の相場や予算の内訳について解説しました。
●予算の内訳
①飲食代・・・10,000円~20,000円/人
②会場費・・・10万円~20万円(無料の場合もあり)
③演出の費用・・・50,000円~10万円(ウェディングケーキ・承認演出など)
④演出の景品代・・・数千円~数万円
⑤ギフト代・・・1,000~1,500円/人(引き菓子やプチギフト)
⑥新郎新婦のドレスアップ代
披露宴で利用した衣装を着用する場合……50,000円~60,000円
ヘアメイク代……5,000円~15,000円
⑦その他の諸費用・・・数千円~数万円
上記で触れた費用の節約方法なども活かしながら、ぜひ理想の1.5次会を成功させてください!