【出席・欠席のメッセージ文例付き!】結婚式二次会の招待状の返信マナー

結婚式二次会への招待に返信するとき、返し方に悩みますよね。

マナーやタイミング、メッセージの書き方など気になるのではないでしょうか。

「出欠の返信は早めがいい?それとも遅めに?」
「素敵なお祝いメッセージを添えたい!」
「出席の返事からの欠席はどうすればいい?」

このような疑問や要望を解決するため、本記事では以下をご紹介します。

●結婚式二次会の招待に失礼のない返信マナー
●出席、欠席それぞれに使えるメッセージ例文
●結婚式二次会の招待への返信で気をつけたいこと

ぜひ、本記事を活用して二次会招待へのふさわしい対応をしてくださいね。

結婚式二次会の招待に失礼のない返信マナー

結婚式二次会に招待されたら、出欠の返事にかかわらず失礼のない返信マナーを心がけましょう。

●出欠の回答は期限を守る
●返信先の相手を確認する
●メールは件名や入力漏れに注意する
●はがきは正しい書き方で返送する
●口頭での返事はしないこと

それぞれ詳しく解説します。

出欠の回答は期限を守る

招待状には「出欠のお返事は○月○日までに」と期限が記載されていますから、返事がどちらになるとしても必ず間に合わせましょう。

二次会の準備では出席者数によって料理の手配や会場レイアウトが決まるため、主催者に配慮した返信が大切です。

返信先の相手を確認する

出欠の返事をするとき、返信先が「幹事」なのか「新郎新婦」なのか確認します。

もし「幹事」であっても「新郎側」「新婦側」と別々になっている場合がありますので、主催者が出欠管理で手間取らないよう「誰」に返信するのか間違えないようにしましょう。

メールは件名や入力漏れに注意する

メールでの返信は、「二次会ご招待へのお返事」「二次会出欠のお返事」など、わかりやすい件名で送りましょう。

招待メールのままの返信なら元の件名を消して書き換えます。新規作成する場合でも件名がないと相手に気づかれにくくなりますので必ず記入しましょう。

必要事項の記入漏れがないかのチェックも必要です。

はがきは正しい書き方で返送する

はがきでの返送は、正しい書き方に気をつけましょう。

●出席の場合
出席(御のみ斜め二重線で消す)
御欠席(すべて二重線で消す)

●欠席の場合
御出席(すべて二重線で消す)
欠席(御のみ斜め二重線で消す)

●差出人(自分)
住所(御のみ斜め二重線で消す)
御芳名(御芳を斜め二重線で消す)

●返送先(相手)
・山田花子 様(行を斜め二重線で消して様にする)※行の左横に。

はがきの余白にメッセージ添えるときは「句切る」「終わる」という意味があるため「、」「。」などの句読点をつけません。

メッセージの文言には「返す」「戻る」「忙」などの「忌み言葉」や、「くれぐれ」「たまたま」「ますます」などの「重ね言葉」を避けるのもお祝いの場におけるマナーです。

口頭での返事はしないこと

仲がいい友人や毎日のように顔を合わせる同僚でも、招待への返事を口頭でするのは失礼です。

話題として触れるのはNGではありませんので、「招待状届いたよ、ありがとう。必ず返信するね」というような、お礼と返事の約束にとどめましょう。

結婚式二次会に出席する場合のマナー&メッセージ例文

ここでは、結婚式二次会に出席する場合のマナーやメッセージ例文を紹介します。

結婚式二次会に出席する場合のマナー

ここからは出席する場合の具体的なマナーを見ていきましょう。

●返信のタイミングは早めに
●返信はがきアートは相手を選んで
●出席から欠席になったら電話を

それぞれのポイントを解説します。

返信のタイミングは早めに

出席の場合は早めに返信すると「二次会の参加を楽しみにしています」というメッセージにもなりますから、招待状を受け取ってから1週間以内とし、期日を待たず予定が立ち次第返信しましょう。

返信はがきアートは相手を選んで

返信はがきにシールやイラスト、リボンなどで飾り付けする返信はがきアートが注目されていますが、仲良しの友人や親しくしている後輩などにとどめ、先輩や上司など目上の人へは控えましょう。

出席から欠席になったら電話を

もし、出席すると返信したのに事情で欠席となった場合、まずはメールやLINEではなく新郎新婦と幹事さんの両方に電話を入れましょう。

なかなか電話がつながらないときはメールやLINEで手短に欠席を伝え、改めて電話で謝罪するのがマナーです。

また、二次会直前のキャンセルなら会費を支払うか、お詫びとお祝いのしるしとしてプレゼントを用意するかして新郎新婦をフォローするのもお忘れなく。

結婚式二次会に出席する場合のメッセージ例文

ここからはメッセージ例文を関係別で紹介します。

◆返信メッセージの構成例
【1】お祝いメッセージ
【2】二次会招待へのお礼
【3】出席の返事
【4】結びの言葉

このような構成でつづると素敵なメッセージになりますよ。

友人や後輩へ

結婚おめでとう
二次会へのご招待ありがとう
もちろん喜んで出席させてもらうよ
おふたりに会えるのを楽しみにしてるね

先輩や上司へ

このたびはご結婚おめでとうございます
二次会へのご招待ありがとうございます
喜んで出席させていただきます
おふたりにお目にかかれることを楽しみにしております

幹事さんへ

このたびは二次会にお招きいただきありがとうございます
ぜひとも出席させてください
二次会のためのご準備ごくろう様です
当日はよろしくお願いいたします

結婚式二次会に欠席する場合のマナー&メッセージ例文

ここでは、結婚式二次会に欠席する場合のマナーやメッセージ例文を紹介します。

結婚式二次会に欠席する場合のマナー

ここからは欠席する場合の具体的なマナーを見ていきましょう。

●基本的にはそのまま伝える
●理由によっては曖昧に伝える
●相手を気遣った言葉を添える

それぞれのポイントを解説します。

基本的にはそのまま伝える

新郎新婦を気遣い過ぎて悩まず、基本的にはそのまま欠席の理由を伝えましょう。

*親族、先約の友人の結婚式
*出張や研修など仕事の事情
*出産や幼い子供の世話など
*子供の行事、育児関係の事情など
*家族の受験、資格試験前など
*感染対策

どうしても都合がつかない、二次会の時間に家を空けられないなどの理由は新郎新婦も納得してくれます。

理由によっては曖昧に伝える

お祝いの席ですから、理由によっては曖昧に伝える方が丁寧な場合もあります。

*金銭的に厳しい
*身内の法事、不幸、病気など
*趣味や旅行などの楽しみごと
*なんとなく行きたくない

二次会を欠席する理由は人それぞれですが、新郎新婦への気遣いとしては「やむを得ない事情で」「どうしても都合がつかなくて」などと断るのがよいでしょう。

相手を気遣った言葉を添える

欠席そのものは「しょうがない」と思えるものでも、新郎新婦を残念な気持ちにさせるのは事実ですから、気遣いの言葉は添えたいところ。

たとえば、「こんど話を聞かせてね」「二次会の写真見せてね」「また新居に遊びに行かせてね」など、二次会には参加できなくても新郎新婦との関係はつづけて行きたいのだという気持ちを伝えると残念な気持ちをフォローできます。

結婚式二次会に欠席する場合のメッセージ例文

ここからはメッセージ例文を関係別で紹介します。

◆返信メッセージの構成例
【1】お祝いメッセージ
【2】二次会招待へのお礼
【3】欠席の返事(理由も添えて)
【4】結びの言葉

このような構成でつづると思いが伝わるメッセージになりますよ。

友人や後輩へ

ご結婚おめでとうございます
二次会へのご招待ありがとう
せっかくご招待いただいたのですが
(欠席の理由)でどうしても出席できません
せっかく誘ってくれたのに本当にごめんなさい
こんど改めてお祝いさせてね

先輩や上司へ

このたびはご結婚おめでとうございます
二次会へのご招待ありがとうございます
出席させていただきたいのですが
この日は(欠席の理由)でどうしても出席できません
せっかくお誘いいただいたのに申し訳ございません
またお祝いをさせていただければと思います
おふたりの幸せを心よりお祈りしております

幹事さんへ

二次会のご招待誠にありがとうございます
せっかくお誘いいただいたのですが
(欠席の理由)でどうしても出席できません
いろいろご準備いただいていますのに申し訳ございません
二次会が幸多き場になりますことお祈り申し上げます

結婚式二次会の招待への返信で気をつけたいこと

結婚式二次会の招待を受けたら、いくつか気をつけたいことがありますので確認しておきましょう。

●事前決済制なら協力する
●体調への不安は隠さず伝える
●食べられない料理を申告する
●欠席する場合はフォローする
●ドタキャンには必ず誠意を示す

それぞれ具体的に見ていきましょう。

事前決済制なら協力する

メールやLINEでWEB招待状が届いた場合、クレジット決済やキャッシュレス決済を利用した事前決済機能がついているかもしれません。

事前決済は強制されるものではありませんが、当日の会計の負担を減らすため、可能であれば協力してあげましょう。

体調への不安は隠さず伝える

妊娠中や産後などで体調に不安があるなら、新郎新婦に遠慮して隠すよりもはっきり伝えるのがマナーです。

もし、主催者が何も知らなければ当日の急なリクエストで現場をバタバタさせてしまいますので、返信の際は「お願いがあります」と断りを入れ、理由を述べた上で「出入口の近くを希望します」と申し添えましょう。

食べられない料理を申告する

苦手な食材や食物アレルギーがあれば、遠慮せずに申告しておきましょう。

料理を残されるよりも、おいしく食べられる方が主催者にとっても喜ばしいからです。

ただ、主催者は会場に連絡しなければなりませんから、「申し訳ありませんが」と、お詫びをした上でリクエストしましょう。

欠席する場合はフォローする

二次会を欠席する場合、ご祝儀や会費を用意しない代わりに祝電を送ったり、結婚祝いを届けたり、食事に誘ったりとフォーローすると丁寧です。

もちろん、欠席へのフォローが絶対に必要なわけではありませんが、新郎新婦との関係性を大切にしていくため、できる限りの祝意を伝えると喜ばれます。

ドタキャンには必ず誠意を示す

もし、急な事情でドタキャンしてしまったら、会費を払うつもりで誠意を見せましょう。

主催者は予約分の飲食代を会場に支払わなければなりませんし、キャンセルすると主催者がキャンセル料を請求される場合もあります。

新郎新婦が受け取るかどうかは別にして、お祝いと謝罪の意味もこめて会費を払いたいと伝えましょう。

もし、新郎新婦が「大丈夫だよ」と会費を受け取らなかったら、食事に誘うかプレゼントを贈るかなどして埋め合わせをするのも誠意です。

結婚式二次会の招待へはマナーに沿った返信を

結婚式二次会の招待へは、出席であっても欠席であってもマナーに沿って返信しましょう。

出席の場合は早めに、欠席の場合は間を空けて返信するようタイミングの違いにもご注意を。

また、返信先が新郎新婦なのか幹事なのかを確認したり、返信には出欠に応じたメッセージを添えたり、ふさわしい対応を心がけましょう。

出席の場合は要望があれば手短に書き加え、欠席の場合は祝福のほかに感謝や謝罪の言葉をつづって新郎新婦を気遣うのもお忘れなく。

ぜひ、本記事を参考にして、結婚式二次会の招待へ適した返信をしてくださいね。