コロナ禍での結婚式二次会はゲストに楽しんでもらえるかと悩みますよね。
新郎新婦や幹事さんなど運営側にも不安があるのではないでしょうか。
「どこまで対策すればいいの?」
「どういう形式でやればいい?」
「コロナ禍ならではの工夫は?」
「ゲストに寄り添った形にしたい」
二次会を開催するだけでも準備が大変なのに、コロナ禍となると課題も増えます。
そこで本記事では、コロナ禍でも結婚式二次会を安心して開催できるよう、現状のスタイルや傾向のほか、気を付けるポイントをご紹介。
ぜひ、本記事を参考にして、コロナ禍での結婚式二次会に備えてくださいね。
コロナ禍の結婚式二次会ってどんな感じ?
ここでは、コロナ前から変わった結婚式二次会の現状について紹介します。
●換気の徹底や開放感が求められる
●アルコール提供は自粛傾向にある
●オンラインでの開催も増えている
コロナ禍での結婚式二次会は「会場」がカギとなります。
ここから具体的に解説しますので、ご参考ください。
換気の徹底や開放感が求められる
人が集まる結婚式二次会では換気の徹底が必須です。会場によって異なりますが、換気扇や空気清浄機、窓の開放などで空気の入れ替えでウィルス対策を行っています。
場合によってはテラス席や吹き抜け窓のあるレストラン、ガーデン付きのパーティー会場を利用するなど、開放感あふれる空間も人気です。
アルコール提供は自粛傾向にある
アルコール提供は飲食店への自粛要請が出ていなくても、会場側や新郎新婦が控えるケースもあります。
アルコールによって話し声や笑い声が大きくなり、会場内で飛沫を広げると不安視されているためです。
とはいえ自粛要請がない場合は絶対NGではないため、飲み放題をなくしたり、アルコール度数の低いドリンクにしたり、工夫しながら提供してはどうでしょうか。
オンラインでの開催も増えている
コロナ禍で増えているのがオンラインでの結婚式二次会です。
たとえば「感染者の増加がニュースになっている」「緊急事態宣言が出された」「まん延防止等重点措置が実施された」などの事情で急きょ予定を変更したり、結婚式場のプランとして提案されたりなど。
ただ、オンラインの場合は「臨場感に欠ける」「インターネット環境が整わない」「一緒に写真が撮れない」などのデメリットもあるため、日程を変更してでもオフラインでの開催にこだわる新郎新婦も少なくありません。
コロナ禍の結婚式二次会で気を付けるポイント
結婚式二次会をリアルな場で開催してゲストを楽しませるなら、コロナ禍ならではの注意点に配慮しながら準備を整えましょう。
ここでは二次会の流れを踏まえ、それぞれの項目に関連して気を付けるべきポイントを解説します。
●一般的な二次会の流れ
・二次会までの準備
・当日の会場準備
・受付、会計
・新郎新婦入場
・新郎新婦挨拶、幹事挨拶
・乾杯、食事、歓談
・余興、ゲーム
・新郎新婦謝辞、退場
・解散
二次会への招待状にコロナ対策の一覧を掲載しておけば、ゲストの安心感にもつながりますよ。
距離感を重視して会場を選ぶ
会場内ではソーシャルディスタンスが保てるよう、ゲスト同士の距離感にゆとりをもたせましょう。
たとえばゲスト数が30名ならキャパ50名程度の会場を貸切るなど、実際の人数より多めの収容人数で空間を広く取ります。
テーブル単位でも距離を置く必要があるため、ゲスト数とレイアウトのバランスも考えながら会場を選びましょう。
ゲストへの出欠を2段階で取る
通常、結婚式二次会の案内後に出欠を取りますが、コロナ禍では直前に2回目の出欠を取るのが丁寧です。
コロナの状況は急変することもあるため、1回目で出席を決めたゲストが直前になって欠席を希望した場合にも対応したいところ。
会場によって変更可能なタイミングが異なりますから、会場に確認しておくことも忘れないよう注意しましょう。
キャンセルポリシーを確認する
万が一のキャンセルに備え、会場を押さえる前に詳細を確認しておきましょう。
たとえば「キャンセル料は発生するか」「いつまでならキャンセルが可能か」など、キャンセルポリシーを把握しておけば状況の急変にも慌てずにすみます。
時間差や事前決済で受付する
受付での会計は「密」になるため、時間差でゲストの振り分けをしたり、オンラインを使った事前決済を利用したり、簡略化するのが重要。
事前決済システムはWEB招待状を扱っているサイトでも利用できますので、招待状の発送や出欠管理と合わせて活用するのも選択肢のひとつです。
各場所に消毒液を設置する
感染予防対策にマストなのが消毒薬の設置です。会場の入口はもちろん、手洗い、メイクルーム、テーブルなど各場所に用意しましょう。
会場での設置が難しいようなら、受付でゲストにミニボトルのアルコールスプレーをプレゼントしてもよいでしょう。
基本的にマスクを着用する
一般的な飲食店でも導入されていますが、食事や撮影のとき以外は新郎新婦もゲストもマスク着用で楽しみましょう。
マスクの着用は二次会の案内で伝えておき、念のためゲスト用として2~3枚の予備を用意しておくと安心です。
着席レイアウトを工夫する
会場の広さやゲスト同士の距離感に加え、着席レイアウトでの飛沫対策も必須です。
たとえばゲストが向い合う長方形のテーブルなら互い違いに着席させたり、丸テーブルを使ってテーブルごとに距離を開けたり、ゲストが安心して過ごせるレイアウトを会場スタッフに相談しましょう。
乾杯はグラスを掲げるのみ
結婚式二次会の乾杯は華やかに行いたいところですが、グラスの接触や大きな発声を避けるため、それぞれでグラスを掲げるだけにしましょう。
ゲスト全員が揃うよう、司会者から乾杯前にアナウンスしておくのもポイントです。
料理は個々皿で用意する
着席スタイルでも立食タイプでも、ゲストごと、料理ごとの個々皿がマストです。
もし、どうしても立食タイプになるなら、以下のポイントをクリアさせましょう。
●テーブルごと、席ごとなどで順番に料理を取る。
●ビュッフェコーナーに使い捨てポリ手袋を用意しておく。
●料理を取るトングを定期的に取り替えてもらう。
●料理が衛生的に保てるようカバーしておく。
料理に関しては予算面でも折り合えるよう、しっかり会場側と相談しておきましょう。
おうちで楽しめる景品にする
ビンゴやクイズでの景品は、おうちで楽しめるアイテムを選びましょう。
たとえば食事券や旅行券、テーマパークのチケットなどは外出自粛になると使いにくいですし、ゲストによっては「行きたくないな……」と喜べないかもしれません。
コロナ禍でも喜ばれる景品は、おうち時間が充実する以下のようなアイテムです。
●有名ブランドのスイーツ
●ホテル仕様の高級タオル
●空気清浄機やサウンドバーなどの家電
既製品のプチギフトにする
プチギフトで感謝を伝えるため手作りスイーツやDIYラッピングにチャレンジする新郎新婦も増えましたが、コロナ禍では控えましょう。
たしかにハンドメイドのプチギフトは心がこもっていて嬉しいものですが、コロナ禍だと衛生面でマイナスイメージになりかねません。
既製品でもゲストに喜ばれるおしゃれなプチギフトはありますから、かわいいラッピングのものやサンキュータグのついたものなど予算に応じて選びましょう。
余興やゲームにも配慮する
結婚式二次会を盛り上げるため欠かせないのが余興やゲームですが、コロナ禍では飛沫対策として注意が必要です。
●短時間で楽しめる。
●非接触で参加できる。
●離席や移動を少なくする。
コロナ前では人気だったダンスやコーラスなどは事前の練習がしづらいため、ルールが簡単で当日すぐできるビンゴやクイズがおすすめです。
コロナ禍でも楽しめるゲームについては詳しく書かれた記事がありますので、よければ合わせてお読みください。
関連リンク
幹事代行も選択肢のひとつ
結婚式二次会を成功させるため幹事の存在は大きいですが、コロナ禍で友人にお願いするとなると新郎新婦にとっては気が引けますし、友人にとっても荷が重いでしょう。
そこで頼りになるのが、二次会のプロです。二次会代行を専門にしている業者はコロナ対策を熟知していますし、実際の現場で経験も積んでいます。
もし、「コロナ禍でも二次会を成功させたいけど自信がない」と悩んでいるなら、まず相談だけでもしてみてはどうでしょうか?
おすすめ代行業者「二次会くん」
「二次会くん」では、コロナ禍での結婚式二次会サポートとして「公益社団法人日本ブライダル文化振興協会」が策定した「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」に沿った取り組みを実施。
無料相談はオンラインのため来店不要ですし、最短10日前までの申込みが可能なので状況に応じたプランが直前まで見極められます。
気になるキャンセルに関しては「日程変更無料サポート」を適用していて、万が一の事態でも費用を無駄になりません。
ほかにも会場選び、備品や会場内の消毒、換気の徹底など、ゲストや新郎新婦が安心して過ごせるようプロ技で対策しています。
コロナ禍でゲストが安心できる結婚式二次会を
コロナ禍での結婚式二次会は通常の二次会に比べて準備が増えますが、しっかり対策しておけばゲストの不安を解消できます。
ここで改めてポイントをおさらいしておきましょう。
●会場にゆとりを、距離感あるレイアウトで。
●ゲストの「密」「飛沫」「接触」を防ぐ。
●マスク、消毒など日頃と変わらない対策を。
●会場スタッフへの相談や確認はしっかりと。
●準備や幹事の依頼に悩んだら代行という手も。
コロナの状況は先々まで読めませんから、感染状況や政府の方針などにも注目し、「いつ」「どのように」結婚式二次会を開催するか慎重に検討しましょう。
また、新郎新婦だけで、幹事さんだけで悩まないよう、ぜひ、会場スタッフや代行業者などのプロにも相談しながらコロナ禍での適切なパーティーを企画してくださいね。