1.5次会でも披露宴のようにお色直しできるのでしょうか?
できれば1.5次会から参加のゲストやパーティー演出のため『お色直ししたい』という願いは叶えたいものです。
「お色直しのタイミングはいつがいい?」
「お色直しで失敗しないためのコツは?」
「お色直しを生かした素敵な演出がしたい!」
このような疑問や要望を解決するため、1.5次会でのお色直しについて以下の内容で解説します。
ぜひ、本記事を活用して1.5次会の準備に役立ててくださいね!
1.5次会でお色直しってどう?
プレ花嫁さんが1.5次会でのお色直しを諦めるのは「時間の足りなさ」「スケジュール感」「会場の条件」などが理由です。
もし、1.5次会がご祝儀制でホテルや式場などを利用した披露宴のようなタイムスケジュールのパーティーなら、お色直しは問題なく叶うでしょう。
問題は、カジュアルな会場を使った2次会寄りのパーティー。お色直しを取り入れるなら、絶妙なタイミングと事前の準備、演出とのバランスを考えたプロデュースが必要です。
1.5次会のお色直しにおすすめなタイミング
ここで一般的な1.5次会の流れを見ておきましょう。
~1.5次会の流れ~
- 開場/受付開始
- 開宴の挨拶
- 新郎新婦入場、挨拶
- 乾杯・挨拶
- 歓談・食事
- 余興・ゲーム①
- 歓談・食事
- 余興・ゲーム②
- 新郎新婦挨拶・退場
- 新郎新婦によるお見送り
1.5次会でのお色直しは、乾杯の後の食事が落ち着いてゲストが歓談を始めるタイミングがおすすめ。
お色直しをした新郎新婦が再入場することでパーティーの流れが変わり、ゲストに後半の演出を楽しんでもらえるムードづくりができます。
1.5次会のお色直しで焦らないためのポイント
ここでは、1.5次会のお色直しで焦らないよう、事前の準備から当日の流れまでで気をつけたいポイントを解説します。
- お色直しを時間短縮する
- 着替えのための場所を確保する
- 移動距離や動線を確認する
- 介添えしてくれる人を頼んでおく
- 中座を司会に仕切ってもらう
- ヘアメイクに時間をかけ過ぎない
- 写真撮影のタイミングを調整する
それぞれ詳しく見ていきましょう。
お色直しを時間短縮する
どの会場を利用するかにもよりますが、1.5次会は一般的に2時間制限の中で開催されますから、お色直しに時間をかけていては『あっ』という間にパーティーが終わってしまいます。
お色直しを時間短縮するためには最適な服装パターンを選ぶことです。
~お色直しの目安時間~
- ドレス → ドレス 約15分
- 和装 →ドレス 約20分
- ドレス → 和装 約30分
- 和装 → 和装 約40分
このように、ドレスからドレスへのお色直しが最もスピーディーなのがわかります。
たとえばウェディングドレスからカラードレスに着替えたり、ウェディングドレスのボリューム感やフォーマル度を下げたり、ドレスからドレスへのお色直しにもいろいろなパターンがありますので変化はつけられるでしょう。
さらに時間短縮させるなら、ドレスは替えずに袖付きケープやボレロを付けておき、お色直しでノースリーブスタイルにしてイメージを変える方法もあります。
お色直しに和装とドレスを組み合わせるなら、どちらにも似合うメイクやヘアアレンジで時間短縮させるのもポイントです。
最も時間がかかるのは和装から和装へのお色直しですが、着付けのプロに手伝ってもらう必要もあるため、式場やホテルで披露宴に寄せたご祝儀制の1.5次会を開催する場合には選択肢のひとつにできるでしょう。
着替えのための場所を確保する
お色直しのためには控室や更衣室などの場所を確保しましょう。
着替える前のドレスや着物も保管しておかなければなりませんし、和装へのドレスチェンジならたくさんの小物を前もって並べなければならないため十分な広さも必要です。
また、お色直しが美しく仕上がっているかチェックするための姿見や三面鏡が揃っているかも確認しておきましょう。
移動距離や動線を確認する
お色直しのため中座してから再入場するまでの移動距離がどれくらいか、もし着替えてからメイクルームへ移動するなら動線がスムーズかは時間短縮の上でも大切なポイントです。
移動距離と動線については会場を探すときに下見で確認しておきましょう。お色直しのため退場した新郎新婦がトイレに向かうゲストと鉢合わせしないよう、会場全体の位置関係も調べておく必要があります。
介添えしてくれる人を頼んでおく
結婚式や披露宴なら、お色直しは介添えのプロに着替えや移動を手伝ってもらえるのですが、1.5次会では基本的に付いてもらえません。
お色直しの時間短縮はもちろん、仕上がりの完成度を上げるためにも介添えしてくれる人が必要ですから、個別でプロを手配するか親しい友人にお願いしておきましょう。
中座を司会に仕切ってもらう
お色直しで中座するときは、ゲストが退屈しないよう司会に仕切ってもらうのも大切なおもてなしです。
もちろんクイズやゲームなどゲストを盛り上げる演出でもかまいませんが、たとえばプロフィール映像を流すくらいなら司会者もゆっくりできるので司会を友人にお願いするときの選択肢になります。
ほかにもビュッフェスタイルのパーティーならシェフの実演ができないか、デザートバイキングの時間があてられないかなど、ゲストに待ち時間を感じさせない工夫をしてみましょう。
ヘアメイクに時間をかけ過ぎない
当日になって『こんなはずじゃなかったのに……』と思い通りに行かないのはヘアメイクの時間を計算していないのも原因です。
どのパターンでドレスチェンジしても似合うメイクを仕上げておき、「崩れ」や「落ち」を直す程度にして時短しましょう。
ヘアアレンジを手短にガラッと変えるなら、ヘッドドレスを付け替えたり、ダウンスタイルからアップスタイルに変更したり。事前のリハーサルで仕上がりや所要時間を確認しておくのもポイントです。
写真撮影のタイミングを調整する
通常、お色直しの後はカメラマンによる撮影やゲストによるスナップ撮影などがありますが、タイミングをずらせば時短が図れます。
たとえば、パーティー終了後にカメラマン撮影をしたり、お色直しの後に各テーブルを回る演出を設けてゲストが写真を撮りやすいようにしてあげたり、限られた時間の中でタイミングを調整するとお色直しもパーティーも慌ただしくなりません。
1.5次会でお色直しをメリットにするポイント
1.5次会でのお色直しを上手に演出に組み込んでメリットに変えるとゲストにも楽しんでもらえます。
●おすすめの演出一例
- お色直し色当てクイズ
- キャンドルサービス
- キャンドルリレー
- フォトラウンド
- ケーキカット&ケーキサーブ
おすすめ演出のポイントとしては、ゲスト参加型にして盛り上げたり、ゲストとの写真撮影に時間をかけたりなど。
お色直しとともにゲストとの距離を縮めてあげるのが1.5次会らしいおもてなしとなります。
1.5次会のお色直しはスムーズかつ素敵に
1.5次会のお色直しを成功させるために必要なのは、当日までの入念な準備と当日の時間短縮です。
お色直しを時短できる服装パターンやヘアメイクを優先させたり、着替えや移動距離を考えて条件に合う会場を選んだり、当日の司会や介添え、撮影などサポート体制も万全に整えたり。
スムーズなお色直しで1.5次会のゲストを素敵にもてなしましょう。
お色直しがメリットとなるような演出との合わせ技を計画するのも大切なポイント。ぜひ、1.5次会らしくゲストとの距離を縮め、披露宴よりもリラックスできて2次会よりもエレガントに過ごせるパーティーをプロデュースしてくださいね!
尚、1.5次会におすすめなドレスについては詳しく書かれた記事がありますので、よければ合わせてお読みください。
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